福岡トヨタ自動車の
営業スタッフとして、きっと
一生の財産になる

Otsuka Shinya 大塚 慎也

宗像店 営業スタッフ(2012年入社)
Volkswagen福岡東 営業スタッフ(2019年6月)
福岡工業大学卒

History新人賞獲得までの軌跡

福岡トヨタ自動車では期間ごとのコンテストや全社員大会での店舗表彰、個人表彰など、社員の日頃の頑張りを評価する様々な賞を用意しているが、一生に一度、そして同期の中でもたった一人しか掴むことができない栄誉がある。それが「新人賞」だ。
2014年度の新人賞を受賞した宗像店・大塚慎也にインタビューし、受賞までの軌跡を辿った。

新人ということに甘えない。お客様にとっては全員が車のプロ!

2014年6月、大塚は新人営業スタッフ研修を終え宗像店に営業スタッフとして配属された。子どもの頃から憧れていた自動車販売の営業職。その中でも福岡トヨタ自動車しかない! と心に決め、就職活動も福岡トヨタ自動車1社に絞り込んだ。だが「本当に自分の接客で車を買っていただけるのか…」当時は“期待8割、不安2割”だったと言う。宗像店の営業スタッフリーダーから昇格した店長のお客様を引き継いだが、「自分自身の魅力や商談力でお客様にご購入いただきたい」という熱い思いがあった。

そんな熱意が通じ1台目は配属されたその月のうちに成約が決まった。
「新規のお客様で、商談経験もほとんどない状態でしたが、お客様の想いをしっかり聞き誠実・丁寧に対応をしました。すると商談した当日にご成約をいただけたのです。そのお客様は現在も継続してお付き合いいただいており、ご親戚の方も含めて現在までに計3台ご購入いただいています」。
これをきっかけに営業の仕事に手応えを感じ始めた。

「“車のことなら大塚に任せておけば安心”と言われる営業スタッフを目指して無我夢中で取り組んできました」。
店長も上司も大塚に期待をかけ、決して「新人だから」と甘くは扱わなかった。宗像店の営業スタッフは優秀な若手が多く、全員が仲間であると同時にライバルでもある。
「“新人もベテランも関係ない。自分なりに考えて売って来い!”と店長にも叱咤激励していただき、時に厳しく時に優しく私を導いてくださいました」と大塚。

先輩や同僚と切磋琢磨する中で大塚の意識は「お客様のニーズをつかみ、最高のご満足を提供したい」という熱い思いに変わっていき、車の営業のプロへと着実に成長していった。

ラグビーで培った“決して負けない、諦めない”
強い意志が、成長の原動力に。

小学生の頃からラグビーの選手として活動し、大学ではキャプテンまで務め上げた大塚は、向上心が強く、そして負けず嫌いだ。宗像店は近隣にライバル店も多く、競合になることも多い。
「同じ車種・年式の場合は営業力が決め手となります。自分が商談をしたお客様が最終的に他店で購入された時は、自分の力不足を痛感します」。
だがそうした悔しさを成長のバネにしてきた。お客様が来店されたらいち早くお出迎えに行き、お客様の自宅にもこまめに訪問した。洗車中なども雑談を通してお客様のライフスタイルやニーズを探り、「車のことで何かあったら自分を頼ってください」とお声掛けしながらお客様との絆を深めていった。

「辛いときに力を与えて下さるのはいつもお客様です。お客様と話をしていると『この方に喜んでいただきたい!』という熱い思いが湧いてきます」と大塚は言う。そんな彼の宝物は、お客様のお子様からいただいたお礼の手紙だ。
「覚えたての字で一生懸命に書いてくれました。オフィスのデスクに大切にしまっていますが、落ち込んだ時などはこれを見て元気をもらっています」。

また入社翌年には新人2人が宗像店に配属され、大塚は先輩として指導する立場になった。「これまで自分のことだけを考えてがむしゃらに頑張ってきましたが、後輩を指導する中で店舗全体の売上げにも目が向くようになり、スタッフ全員で宗像店を盛り上げていこうという意識に変化してきました。」と大塚は微笑む。

そうした多忙な日々を送る中で迎えた2014年夏。新人賞の対象期間は入社年の11月〜翌年の10月までだが、8月の時点で大塚は既にトップに立っていた。

新人賞受賞の喜びを力に変え、次なる目標へと挑んでいく。

「これは行けるかもしれない!」期待とともに意欲が湧きあがった。店長や同僚も「ここまで来たら新人賞を取れ!」と背中を押してくれた。さらに追い込みをかけ、大塚の成績は総販売台数計67台に。二位に約10台の差をつけた圧勝だった。
「売上げの順位は社員の専用サイトで随時確認していました。新人賞の受賞が決定した瞬間は本当に嬉しかったです。」

店長や上司に報告すると「おめでとう」の言葉とともに「新人賞を取った後が大事。次の年はそれ以上の結果を残さないと受賞の意味がなくなるぞ」と気を引き締められた。しかし店長も同僚も心から喜んでくれているのが分かる。

2016年1月福岡国際会議場で行われた福岡トヨタ自動車全社員大会。大塚は全社員が見守る中、晴れ舞台に立ち、割れんばかりの拍手を浴びた。胸に熱いものがこみあげてくる。それは感動と、そして「さらにお客様に信頼される営業スタッフに成長し、福岡トヨタ自動車になくてはならない存在になる!」という決意と情熱だった。

「宗像店には女性で初めて新人賞を獲得し、その翌年にはトップテン入りを果たした優秀な先輩もいらっしゃいます。今後はそんな優秀な先輩たちの背中を追いかけながら、車に関する知識をさらに積み重ね、営業力に磨きをかけて、トップテン入り、そしてトップセールスに挑んでいきます!」と大塚は瞳を輝かせる。

大塚のチャレンジ――それは始まったばかりだ。