技術向上への取り組み FOR TECHNOLOGY

技術にこだわる
と言うこと

エンジニアの育成に力を注ぎ、その成長を支援するため、さまざまな取り組みを行っている福岡トヨタ。例えば社内資格でもあるトヨタ検定の取得支援。4級から1級、さらに全国で年間数名しか合格者の出ない「TOP CREW」まであり、会社もエンジニア全員の資格取得を推奨しています。また、日々の技術向上のため、新人研修からマネジメント研修まで、段階的かつ定期的な研修をすべて会社負担で行っています。そして、福岡トヨタのエンジニアの大きなモチベーションとなっているのが、年に一度開催される社内コンクール。入社1年未満のエンジニアが全員参加する新人サービス競技や、各店舗の代表者が腕を競い合うサービス技術、ボデー、ペイント、そしてロープレ競技など5つの競技があり、店舗の看板を背負って出場する選手を応援しようと、当日は大勢のスタッフが会場に駆けつけ、1日がかりの熱い戦いを繰り広げます。

  • 高度な技術力
  • コミュニケーション力
  • 福岡トヨタのエンジニア

COMPETITION

年に一度、エンジニアたちが自らの技術を競い合う社内コンクール。
下記5つの競技があり、それぞれの「社内ナンバー1」のエンジニアを決める大きな大会!
エリアや社歴を問わず、出場者すべてに優勝のチャンスがあり、
まさに「エンジニアが主役」となる1日です。

  • ペイント競技
    競技時間80分。各BPセンター・車両物流センターから1名が出場。課題として提示されたターゲットに合わせて塗料を微調色し、その精度の高さを競い合う。
  • ボデー競技
    競技時間100分。各BPセンター・車両物流センターから1名が出場。パネル修正やパテ整形などを行い、正確で安全な作業工程と高品質な仕上がりを実現する。
  • サービス競技
    競技時間45分。各店舗より2名1組で参加するペア競技。車両不具合の問診、診断、修理、車両点検、お客様へのアドバイスの実施など、その競技内容は多岐にわたる。
  • 新人サービス競技
    競技時間20分。入社1年未満の新人エンジニア全員が出場。タイヤローテーションのほか、バルブ交換など頻度の高い軽作業や口頭質問を行い、作業効率や正確さを審査。
  • ロープレ競技
    ショールームにご来店されたお客様に、店舗一丸となって最適な応対ができているかを確認するためのロールプレイング。スタッフ間での連携も問われる。

※競技時間などの詳細はその年によって多少の変更あり

就職してから知った、
意外と負けず嫌いな自分。

「同期に負けたくないという気持ちは常にあります」と、語る坂井。21歳の彼の、あどけない笑顔にギャップを感じるほど、力強い言葉。高校の時にガソリンスタンドのアルバイトを始めて車に興味を持ち、職業訓練校で整備士の資格を取りました。「福岡トヨタに入社したのは、クラウンが好きで、トヨタが好きだったから。でも学校の授業と仕事は全然違う。当然ですが、できないことだらけで店舗配属当時はかなり落ち込みました」。
普段は車検や法定点検などのメンテナンスを主に担当している坂井。コンクールに向けて作業時間を意識したことで、普段の仕事も正確性に加え、随分早くなったといいます。「新人競技は持ち時間が20分しかありませんから、迅速に作業できるよう、ほぼ毎日タイヤローテーションなどを練習しました。でも会場は博多店のサービス工場で、リフトなどの設備が普段使っているものと違って、すっかり慌ててしまって…なんとか優勝はできましたが、自分はまだまだ経験が足りないと、痛感しました」。
もっといろんな仕事ができるようになりたいと、最近は自分から積極的に先輩に質問したり、新しい作業に挑戦させてほしいと手を挙げることも。このバイタリティと謙虚さは、まわりの社員からも高評価!「実際に先輩たちを見ていると、作業も早いし、知識も豊富でまったくかないません。実は今の勤務先で新人は私だけ。だから余計に、先輩たちには追いつけなくても、せめて他店の同期には負けたくないと思うのかもしれません。もともと闘争心が強いタイプではないので、自分でも意外でしたが、コンクールも絶対優勝したいと思っていました。次の目標はトヨタ検定の昇級。そしていつか店舗の代表として、サービス技術競技に出ることです」。

新人サービス競技坂井優人

積み重ねてきた努力が、結果になる。
優勝は、ゴールではなく通過点。

子どもの頃からエンジニアになるのが夢だったというふたり。ミニカー集めが好きだった、マンガに出てくるメカニックに憧れた…と、車好きならではのエピソードは尽きません。エンジニア一筋のふたりかと思いきや、意外にも岡田は2年ほど営業に異動していた時期があり、橋本は他社からの転職組。「同じ車を扱う仕事でも営業とエンジニアはまったく違う。ふたつの視点を持てたことで視野が広がりましたし、いい経験になりました」と岡田。「私は前職も同じエンジニアでしたが…待遇も仕事の面白さも、福岡トヨタの方が魅力的ですね」と橋本が語り出すと、「実は私がインターンの時、教育担当についてくれたのが橋本さん。当時からベテラン級の腕前で、どんな質問にも瞬時に応えてくれる、憧れの先輩でした」と、岡田が続けます。
コンクール出場が決まった時、「やるからには、店舗の代表として、責任を持ってやり抜こう」というのが、ふたりの合言葉に。今回のコンクールの課題は、READY ONができないハイブリッド車の故障診断と修理がメイン。あらゆる不具合を想定し、対策を練り、1か月前から他店舗にいる前回の優勝者と合同で練習をスタートしました。「前回優勝者は、トヨタ検定で最高難易度のTOP CREWの取得を目指しているほどの先輩。その仕事ぶりを間近で見られて、練習期間も大変勉強になりました」(岡田)。
そんな大先輩たちと競い合い、優勝を手にした理由を、ふたりは「チームワーク」だと分析します。「サービス技術競技はペア競技ですが、普段の職場では常に一緒に作業するわけではありません。当日うまく連携をとるために、大切なのは信頼関係。もちろん両者とも課題をクリアするだけの技術・スキルを持っていることが大前提ですが、その上で、私たちはお互いに声をかけ合いながら、とても効率的に、臨機応変に作業ができたと思います」(橋本)。「もともと、うちの店舗はスタッフの連携がすごくいいんです。営業とのコミュニケーションも活発ですし、エンジニア同士も新しい車種や難しい故障などが入るたび、みんなで話し合っています。普段の仕事で培ってきたことを、コンクールでも発揮できたのではないかと」(岡田)。
コンクールのためだけの一時的な努力でなく、毎日の努力の積み重ねでつかんだ勝利。だからこそ価値があり、ふたりの自信につながりました。「作業効率についても日頃から意識していて、1日かかる作業は予定の1時間前、1~2時間くらいの作業は15分前には作業を終えるよう意識しています。それがお客様との約束なので。こういう普段の努力が報われたのは、本当に嬉しいです。でも、社内コンクール優勝はあくまで結果であり通過点。ここで満足せず、もっと上を目指していきたいです」と橋本。より高い目標を掲げる気持ちは岡田も同じく「同じコンクールでも、会社の代表として出場する『全国トヨタサービス技術コンクール』は、さらに大きな責任を背負うと思います。もっと腕を磨いて、いつか挑戦してみたいです。あと、ダカールラリーにも興味があります。新しい目標が次々に出てくるから、エンジニアとして常に高いモチベーションで仕事ができる。この環境も、福岡トヨタのいいところですね」。

サービス技術競技橋本直生・岡田和寛